日産スカイライン。

日産が世界をも圧倒するその技術力にハイブリットを纏った現行スカイラインに至るまで、 その歴史は色濃く人の心に刻まれてきた。

遡ること1957年当時の富士精密工業によりその産声をあげた。「ALSI-1型」が初代の名である。 直列4気筒OHV・1,484ccのGA30型のエンジンを搭載し当時の日本製の1500ccでは最速の125km/hをマーク。当時か らそのスピードで車愛好家の心を掴んでいたのは想像するに余るところである。 1966年、プリンス自動車は日産自動車と合併しスカイラインのその勢いは増していく。ハコスカ・ケンメリと言った相性で愛され続け、時代を牽引してきたと言っても過言ではない。

前途したように注目すべきはそのスピード。「スカイラインGT-R」としてモータースポーツ界では一目を置かれており1964年 第二回日本グランプリT-Vクラスで1～7位を独占。その後、数々のレースで優勝を飾る。

現在では13代目v37型スカイラインが発売され、同年北米で発売されたインフィニティ・Q50の開発によって培わ れた高い技術力やデザインの知見により、その証としてインフィニティのバッジが装着されている。 揺るぎない安定感と意のままの操作性、凛とした躍動感溢れるプロポーションとハイパフォーマンスなその走り で今も現代を駆け抜けている。

歴史が物語るだけスカイラインの根強いファンは多く、新旧車問わず愛好家は多く、中古車市場でも人気の1車種。 歴史を歩んできた旧車、高機能、高性能を搭載した時代の先端を行く新車ともに中古車として高く買い取っても らえる要素をふんだんに兼ね備えた1車種でしょう。

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