皆様、この四月に大きな政策が実行されます。
既にご存知だとは思いますが、【消費税増税】がこの春から実行されます。

2014年4月～
消費税が5%→8%に！！

たかが3%ですが、その3%が意外とデカイんです。
うまい棒や缶ジュースの値上げなら我慢できますが、大きな金額になるとこの3%が大きく響いてきます。車やバイク等の自動車の購入も大きな金額になりますから、消費税は気になるところです。

例えば200万円の自動車の場合、
今までは10万円の消費税でよかったものが、16万円に!!

その差6万円!!
もっと高い高級車ならさらに開きが出てきます。

この無駄な出費を控えるために消費税増税前に起こる現象が

【駆け込み需要】

と呼ばれている現象です。
消費税が上がる前に、欲しいものは買ってしまえ！という心理が働きます。
それを狙って大型家電や、不動産、自動車などの販売店は「駆け込み需要キャンペーン」と銘打った販売方法を
繰り広げております。しかし、巷では駆け込み需要で安く買えると言われていますが、本当に安く買えるのでしょうか？
いくつかの例を挙げてご紹介していこうと思います。

駆け込み需要は中古車より新車がお買い得！？

新車の場合単純に販売価格に消費税が課税されるため大きな違いがでてきます。
ですから、新車を買う予定がある方は、4月の増税前に目星の新車を押さえておきましょう。
軽自動車を中心に駆け込み需要が発生するので、波に乗り遅れないように注意しましょう。
さらに新車ディーラー達の決算月が3月というところもあるので、交渉しだいではさらに安くしてもらえる可能性もありますよ！

中古車は駆け込み購入で安くならないの？

中古車には消費税増税はあまり関係ありません。と言いたいところですが関係あります。
やはり、中古車業界も駆け込み需要があり、中古車の値段も上昇気味。
中古車にもしっかりと消費税はかかりますから（まぁ新車に比べたら金額はそんなにかわりません）
今すぐ車を買う必要が無いのであれば4月以降に相場が値下がりするのを待った方がお得かもしれません！

また、増税時期の3月～4月は駆け込み需要で高くなるだけではないのです！
以前にも話したとおり、3月4月は新社会人や大学進学をする学生が車通勤・車通学を始める時期でもあります。
この時期は時に中古車需要が高く、他の時期に買ったほうが安く買える場合があります。
ですから、この時期は中古車を【買う】も【売る】のも高くつく傾向があります。
中古車を売ろうと考えている方はこの時期に売ってしまうのもありかもしれません。

もし車を買い換える予定があるならば、消費税増税の駆け込み需要が盛り上がっている時期（まさに今）車を売却して、
駆け込み需要が一段落して中古車販売業者が在庫処分を進める４月～５月に値引交渉をじっくり行って買うのが最もお得な売買方法となるのです。